峯入り集会
今日は、峯入りで知り合ったマダムのお声かけでお食事会。
当初5人だと聞いていた会は、フタを開けてみると総勢20人にもなっていた。
一人一人が、とてつもなくバイタリティに溢れてる。
「10月の、100キロウォークに皆で参加しましょう!」とか
「キリマンジャロに登りましょう!」とか、
私には、とうていついて行けない凄まじい話題で盛り上がっていたりした。
私がニュースで話したコメントが、とても良かったと誉められた。
私は見ていないんだけれど、意外と皆さん見てらっしゃる。
皆、既に思いは10年後に向かっていた。
10年後、歩けばまたたくさんの発見があるだろう。
それまでに、自分はどれだけ成長できているだろう。
今回出会ったおばあちゃんが、
「前回にお世話した時が最後だと思ってたら、
今回もこうして皆さんのお世話が出来て嬉しいわ」と
笑ってたのを思い出す。
「前回お世話してくれたということは、私の弟がお世話になっている筈です。
ありがとうございました」とお礼を言うと、喜んでくれていたおばあちゃん。
「さすがに次回は、もう無理やろうけどなあ」と、また笑った。
道端に立ち、手を合わせる人々が仏でなくてなんなのか。
なんの見返りも求めず、ただ手を差し伸べて笑ってくれる人々が
仏じゃないならなんなのか。
皆の為に歩いてくれる行者さん達も、
皆の為におやつやお茶を用意してくれる人々も、
野に咲く花も、地を這う虫も、風にそよぐ木も、ただそこに立つ岩も、
それらを目にして何かを感じ取ろうとする私達にも、
きっとどこかに仏が存在するんだろうな。
ワイワイとお喋りの尽きぬ皆の楽しそうな顔を見ながら、
そんなことを思ってたりしてたのでした。
関連記事