文殊仙寺御開帳
「
大おもて会」が楽しくて、思ったよりも時間が下がった今日の午後。
にわかに雲が厚くなってきた頃、
腕時計を見ると既に2時前をさしていました。
一瞬心が臆したものの、どうしても行きたくて国東へ。
高速を飛ばし、空港道路を走り抜け、
休憩で寄った道の駅で峯入りの時の知人に出会い、
30分ほど話し、文殊仙寺に向かってZを駆ったのです。
着いてみれば、もう夕方に近いというのに人も多く、
「12年に一度の御開帳」の威力に驚きました。
280段(だったかな?)の階段をのぼり、
手摺に巻かれた五色の紐の鮮やかな色に目を奪われ、
にこやかに微笑むお地蔵様につられて笑い、
「お久し振りです」と頭を下げて、さらに上の本堂へ。
本堂には、峯入りの時にお世話になった若住職と、
奥の方に少し年配のお坊様がいらっしゃって、
文殊菩薩様に御挨拶したあと、貴重な知恵の水をいただきました。
出てきて若住職に御挨拶をすると、
ちゃんと名前を覚えていてくださってて、暫くお喋り。
すると、奥のお坊様は、
午前中に史跡巡りでまわった円寿寺のご住職であると聞き、
「私は、さっきまでそのイベントに行ってたんですよ」と言うと、
それは奇遇だと、また暫くお喋り。
そして、壁に貼っていた紙によると、私の今年の運勢は「大凶」らしい。
――そうかもね。
なんたって、生まれて初めて引ったくりにも遭っちゃったしね。
(これに関しては、また別の日記に書きますね)
そんなこと考えてたら、
「病気や大きな事故には気をつけてくださいね」と、
円寿寺のご住職が心配そうに仰った。
だけど私は、あの引ったくりが
全ての災いごとを持って行ってくれた気がしているの。
だから、きっと大丈夫。
ずっと欲しかった柘植のお数珠も買えたしね。
壊れても、文殊仙寺さんに持ってったら修理してくれるんだって。
去年の峯入りからこっち、国東には何かとご縁が出来て、
それがなんとも嬉しいのでした。
だからこんなに日記が長くなっちゃうんだね。
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