2010年04月04日

峯入り3日目

峯入り3日目この日も、朝5時起床→5:40朝食→6時出発。

普段は全然起きないのに、自然と目が覚めちゃう不思議。
朝から「早く今日が終わればいいのに」と思う、不謹慎極まりない私。

この日は、せめて朝ご飯も写しておきたい…と、携帯を所持。

玉子焼きが嬉しかった朝。
携帯を置きに戻る途中に、階段の踊り場から見た朝焼けがキレイだった。
峯入り3日目


お天気がぐずついているので、最初からカッパを着て歩き始める。
この日の最初のお寺がどこだったのか。もうわからん。

多分、今、たくさんの参加者さん達がブログを書いているだろうから、
気になる方はそれらを探して読んでください。
私には、そんなこまめなコトは出来ません。歩くだけで精一杯。

でも、この日は山を4つ越えた。
アスファルトよりも、土の道が多かった。

ちょっとサバイバルちっくで大変だったけど、人工の道路より、
雨でぬかるんだ泥道の方が足には優しかった。

最初の岩場は怖くて怖くて、雨で滑るし、
本当に“へたしたら死ぬんじゃないか”って思ってドキドキしたけど、
鎖を握ってたら自然に真言が口から出て、なんとか渡りきれた。

山道で、草に血が落ちてたのもドキドキしたなあ。
あとでわかったんだけど、男の人が左手を切ってた。

行者さんが無名橋を渡ったのを見たあと、 ほぼ垂直の泥の斜面を見ながら
“杖を持ったまま、どうやって降りたらいいんだろう”と 怖気づいていた私に、
「杖を持ちましょうか」って手を差し伸べてくれて、
ほとんどどこにもつかまらずに
スイスイと長靴で降りて行った男の人が、仙人に見えた。
あとでわかったんだけど、この人はお仕事場所が山の中なんだそうだ。

私達がふぅふぅ言いながら歩いている横を、
木々の合い間を縫うように走り、みんなを気遣う行者さんの姿は、
カラス天狗みたいにカッコよかった。

行者さんって、風のように走るんだなあ…って思ったよ。峯入り3日目


写真は、朝ご飯と朝の空と、この日の晩御飯。
晩御飯が、黄色く写っちゃってるのは照明の加減なのかな。
白玉ぜんざいが付いてて嬉しかった。

そういえばこの日は、お接待でも美味しいぜんざいをいただいたなあ。
あの人数分を作るのは本当に大変だろうに、ありがたいことです。


同じカテゴリー(六郷満山峯入り関連)の記事画像
六郷満山峯入り初日
文殊仙寺御開帳
いこいの村国東
梅園の里にて
峯入り追記
峯入りのコト
同じカテゴリー(六郷満山峯入り関連)の記事
 六郷満山峯入り初日 (2017-04-03 01:39)
 文殊仙寺御開帳 (2011-02-27 22:38)
 いこいの村国東 (2011-02-06 02:54)
 梅園の里にて (2010-05-30 20:40)
 峯入り集会 (2010-04-09 23:00)
 峯入り追記 (2010-04-08 22:44)

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。